足袋の履き方

  • 2015.12.20 Sunday
  • 19:04

着物を着るときは一番初めに足袋を履きましょう。
これは着付けをしてもらう時も一緒です。

まずは、靴下を脱いで足袋に履き替えましょう。




足袋はかかと部分が左右に割れていて
「こはぜ」と呼ばれる爪状の金具が
4枚(または5枚)付いています。

足の指先をしっかりと足袋の先に入れて
足袋をかかと側に少し引っ張ると
足全体がすっぽり足袋の中に納まります。

この状態から爪状のこはぜを留めていきます。




こはぜは下から順番に紐に通して留めていきます。
必ず下から順番に上へと留めていきましょう。

こはぜを留める紐は2本付いているので
足袋が足にぴったりフィットするほうの
紐にこはぜを留めていきます。




足袋を履き慣れないとこはぜが上手く
紐に留まらない場合がありますが
あわてないでゆっくりと留めていきましょう。























肌着を着る意味

  • 2015.12.20 Sunday
  • 19:33

着物を着るときに一番下に着るものが
「肌着 はだぎ」になります。




肌着は左右を前であわせるだけの下着です。

ボタンで留めるわけでも、ベルトで留めることもなく
ただ単に左右の生地を正面であわせるだけです。




着物を着ていて汗をかいときに汗を抑え
着物や長襦袢の汚れを抑えてくれます。

どうしても肌着が見つからない場合は
一般的な肌着やランニングシャツを
代用してもかまいません。

Tシャツを代用する場合はなるべく首周りが
ゆったりしたU首またはV首を選んで下さい。

着物を着ていて中に着ている肌着が見えると
見た目的にかなり格好悪いです。

肌着が見えていないか出ていないか
ときどき鏡の前でチェックしましょう。

長襦袢で決まる着物姿が乱れて見えないカッコいい着方

  • 2015.12.20 Sunday
  • 21:41
着物姿で動いたり立ったり座ったりすると
どうしても着付けが乱れてきてしまいます。

特に首元の着物や長襦袢の左右のあわせ部分が
ゆるくなってきます。

いわゆる、着物姿がだらしなく見える状態です。

何故このように「だらしなく」なってしまうのか?


答えは簡単です。

男の着物と長襦袢は肩から足首までの長さの布を
腰部分のみの1点を紐だけで留めています。

なので、乱れてしまうのが当然なのです。
(女性の着付けが乱れない理由は別で解説)


では、着物姿がカッコよく見える
1番のポイントはどこかというと

「長襦袢の衿」なのです。




長襦袢の衿が左右ピッタリしていると
きちんとカッコよく着物を着ている
ように見えるんです。本当です。

着物を着慣れているように見えるんです。


それでは、姿見かなるべく大きな鏡を用意して
あなたもカッコよく長襦袢を着てみましょう。

肌着をあわせた上から長襦袢に袖を通します。

右の衿先を右手に、左の衿先を左手に持って
長襦袢の背縫い部分を背骨の中心に合わせます。

背筋はピンと伸ばしていて下さい。

この状態で左右の手は正面の同じ位置にあります。

まず右側の衿先をつまんでいる右手を
左の腰に向かって閉じていきます。

今、あなたの首の右側から左の腰に向かって
長襦袢を半分着ている状態になっています。

右手は左の腰の部分で右の衿先を押さえています。


次に左手に持った左の衿先を右の腰に向かって
閉じていきながら右手で抑えている衿先を
左側の生地で押さえながら右手をゆっくりと
抜いていきます。

左手を閉じながら右手を抜いていきます。

すると、あなたの右手はフリーの状態で
左手は左の衿先をつまんで右腰にあります。

左の衿先をしっかり押さえておけば
左右が留まっている状態です。

ここで、腰紐またはベルトを使って
腰骨の位置で長襦袢を留めます。

腰紐を取ろうとして右腰の押さえを緩めると
ここまでの流れが最初からやり直しになるので
注意して下さいね。


慣れるまでは練習のつもりで何度でもやってみてね。
慣れたらワイシャツのボタンを留めるより簡単です。


ちなみに、腰紐は伸縮性が無く結び目ができるので
ゴム製のベルトを使用すると着付けも着心地も楽です。


ここまでで、あなたは長襦袢を着ている状態です。
でもおそらく、長襦袢の衿元はゆるくなっています。

鏡の前でチェックしてみて下さい。
長襦袢の衿が緩んでいますよね。


では、この状態から衿元をピシッと直しましょう。

衿を直すときは体に近い下側から直していきます。

着物は左側が上側になるように着ますので
直すときは下側の右側の衿から直します。

今あなたの右の衿先は左の腰の位置にあります。
腰骨の上でベルトで留まっていてそこから足首に
向かって生地が下がっています。

まず、上にある左身のベルトから下の生地をめくり
上げて左腰の位置にある右前の生地を出します。

出てきた右前の生地を左手でつまんで
さらに左下側に引っ張ります。

どうですか、右側の衿がピシッとなりましたか。

では、めくり上げた左側の生地を離して
今度はベルトの下の左前の生地をつまんで
右下方向に引っ張ります。

腰骨部分をベルトで押さえているので
軽くおなかを引っ込めながら引っ張ると
生地がスムーズに動いてピッタリ感が増します。

これで、あなたの衿元がピタッとしましたね。

あとはこの流れの繰り返しで衿元が緩んできたな
と思ったら人目を避けてチャチャっと直しましょう。


長襦袢を直したら着物も直す。
同じことの繰り返しです。


たったこれだけで、あなたの着物姿は
バッチリ決まっていますよ。

一人で着物を着よう 角帯の結び方 文字解説編

  • 2015.12.25 Friday
  • 12:02

男の着物って聞くと最初に思うのが
角帯が結べないよ!じゃないですか!?

では、角帯が結べるようになりましょう。

着物をベルトで留めた状態で姿見の前に立ちます。


まず角帯を用意します。

角帯の片方の先端を半分に折ります。
柄を出したい面を外側にして折ります。

この半分に折った部分を手(て)と呼びます。
手の長さはおおよそ角帯巾の3倍くらいです。


帯巾の3倍くらいの長さを半分に折って
あとは自然と帯巾に戻るような形です。

何度も締めていると手のクセ(折り線)がつきます。
角帯の端の同じ側を手にするようにして下さい。


一人で結ぶので結び目を前で作ります。
なので、巻き始めはお腹から始めます。

手の部分の半分に折って開いているほうを
上向きにして角帯を巻いていきます。


手の部分を残してお腹から背中にあなたを中心に
半時計回りで巻いていきます。

帯は腰骨の上を通る位置に巻いていきます。
腰骨の上は帯をキツく巻いても苦しくなりません。


まずは一周巻きます。

このとき手の部分を帯の上側に出るように巻きます。

そのまま二周目に進みます。

二周目を巻くときは一周目の上を通るように
重ねて巻いていきます。

一本の帯になるように重ねて巻いて下さい。

二周目がお腹にきたら左手で手の部分を持ち
右手で巻いている角帯を持ってキュッと締めましょう。

きつくない、苦しくないけど締まっている感じに
角帯を腰骨の上で巻き締めて下さい。

この締め加減があなたの帯結びの形になります。

ゆるすぎない、きつすぎないあなたの締め心地を
体と頭で覚えておいて下さい。


ポッコリお腹体系の場合はお腹の下に
角帯が通るように巻いていきます。

痩せ型の場合は腰骨の上を通るように
巻いて締めていきます。

背中側はお尻の上の位置です。腰の位置です。


二周巻いてまだ帯が残っているので三周目に進みます。
同じように帯が重なるように巻いていきます。


で、このあたりで帯が終わるころだと思います。

そしたら、角帯の残った部分でタレを作ります。

二周目で帯をキュッと締めているので手の部分は
手を離していても動かないはずです。


まず、残りの帯を帯の内側に折り曲げていきます。

右手でお腹の前の帯がズレたり緩まないように
押さえながら左手で残りの帯を持ちます。

左手で残りの帯の先端を持ち内側に折り返しながら
先端を右手に渡します。内側にループさせます。

右手はお腹の部分を押さえたままです。

んで、左手の親指をループの中に挟んで
右手で帯の先端を持ってピンと伸ばします。


いま、右手はお腹の前でループの先端を持っていて
左手は45度くらい開いてループの中心を押さえています。

タレの長さはだいたい帯巾の2倍くらいの長さです。


この長さになるように右手の先端を帯の間に挟んで
右の腰側、さらに背中側へと這わせていきます。

左手の親指で常にループの中心を押さえているので
徐々に左手がお腹側に寄ってきますよね。

どんどんタレの長さが短くなってきました。


手の長さが帯巾の3倍くらい。
タレの長さが帯巾の2倍くらい。

この長さもあなたの長さを感覚で覚えて下さい。


ここで、帯の巻きが少し緩んでいると思いますので
右手でタレの部分を持ち、左手で手の部分を持ち
帯をギュッと締め直します。

タレが伸びてしまったら長さを調節して下さい。


では、いよいよ結び目を作ります。


まず、手を斜め下側に折り曲げます。

半分に折っている手の開いているほうが上側です。



大丈夫ですか?もう少しです!ついてきて下さい。



タレを手の上側から巻いて一度結びます。

タレが手の上に乗り×印になったら
タレを手に巻きつけるように上に出して結びます。

このときの締め具合があなたの帯結びになります。
ちょっとキツイくらいがいいと思います。



タレが上側に手が下側に斜め45度に伸びてますか。
タレと手が斜めに一直線になっていますか。


ではここで、斜め45度を垂直にします。

左手でタレを持ち、右手で手を持ったら
体のラインに合わせるように垂直にします。

タレを12時の方向に手を6時の方向に向けます。


今度は手を上向きに折り返します。
向きは2時の方向です。

2時の方向に折り返した手にタレを巻きつけて結びます。

タレは10時の方向を向くように結びます。

結び目から出ているタレと手のバランスは
タレが1に対して手が2〜3くらいです。



これで一人で角帯が結べましたね!



では、最後に結び目を背中に移動します。

右手の親指を結び目の帯と着物の間に挟みます。
左手の親指を腰の位置の帯と着物の間に挟みます。

この状態から180度時計回りにまわします。

ポイントは回すときにお腹を引っ込めることです。

一気に180度が難しかったら90度ずつでも
45度ずつでも大丈夫です。

お腹を引っ込めながらまわします。

角帯の結び目が背中の中心にきたら
着物のシワを伸ばして完成です!

お疲れ様でした!




この文章だけで結べたあなたは天才です。

そして頭と手先がすごく器用です。

拍手を送ります。パチパチパチ。



こんなクソ文章で結べる訳ねーよ。

というあなたのために特別に

「一人で着物を着よう 角帯の結び方 文字と画像解説編」

を用意いたします。。。

一人で着物を着よう 角帯の結び方 文字と画像解説編

  • 2015.12.25 Friday
  • 15:56

男の着物って聞くと最初に思うのが
角帯が結べないよ!じゃないですか!?

では、角帯が結べるようになりましょう。

着物をベルトで留めた状態で姿見の前に立ちます。




まず角帯を用意します。




角帯の片方の先端を半分に折ります。
柄を出したい面を外側にして折ります。

この半分に折った部分を手(て)と呼びます。
手の長さはおおよそ角帯巾の3倍くらいです。


帯巾の3倍くらいの長さを半分に折って
あとは自然と帯巾に戻るような形です。




何度も締めていると手のクセ(折り線)がつきます。



角帯の端の同じ側を手にするようにして下さい。


一人で結ぶので結び目を前で作ります。
なので、巻き始めはお腹から始めます。




手の部分の半分に折って開いているほうを
上向きにして角帯を巻いていきます。


手の部分を残してお腹から背中にあなたを中心に
半時計回りで巻いていきます。

帯は腰骨の上を通る位置に巻いていきます。
腰骨の上は帯をキツく巻いても苦しくなりません。





まずは一周巻きます。

このとき手の部分を帯の上側に出るように巻きます。

そのまま二周目に進みます。

二周目を巻くときは一周目の上を通るように
重ねて巻いていきます。

一本の帯になるように重ねて巻いて下さい。




二周目がお腹にきたら左手で手の部分を持ち
右手で巻いている角帯を持ってキュッと締めましょう。

きつくない、苦しくないけど締まっている感じに
角帯を腰骨の上で巻き締めて下さい。

この締め加減があなたの帯結びの形になります。

ゆるすぎない、きつすぎないあなたの締め心地を
体と頭で覚えておいて下さい。


ポッコリお腹体系の場合はお腹の下に
角帯が通るように巻いていきます。

痩せ型の場合は腰骨の上を通るように
巻いて締めていきます。




背中側はお尻の上の位置です。腰の位置です。

チョッと帯の重なりがズレてしまってます。。。



二周巻いてまだ帯が残っているので三周目に進みます。
同じように帯が重なるように巻いていきます。





で、このあたりで帯が終わるころだと思います。

そしたら、角帯の残った部分でタレを作ります。




二周目で帯をキュッと締めているので手の部分は
手を離していても動かないはずです。





まず、残りの帯を帯の内側に折り曲げていきます。




右手でお腹の前の帯がズレたり緩まないように
押さえながら左手で残りの帯を持ちます。


左手で残りの帯の先端を持ち内側に折り返しながら
先端を右手に渡します。内側にループさせます。

右手はお腹の部分を押さえたままです。

んで、左手の親指をループの中に挟んで
右手で帯の先端を持ってピンと伸ばします。




いま、右手はお腹の前でループの先端を持っていて
左手は45度くらい開いてループの中心を押さえています。

タレの長さはだいたい帯巾の2倍くらいの長さです。





この長さになるように右手の先端を帯の間に挟んで
右の腰側、さらに背中側へと這わせていきます。




左手の親指で常にループの中心を押さえているので
徐々に左手がお腹側に寄ってきますよね。

どんどんタレの長さが短くなってきました。


手の長さが帯巾の3倍くらい。
タレの長さが帯巾の2倍くらい。

この長さもあなたの長さを感覚で覚えて下さい。




ここで、帯の巻きが少し緩んでいると思いますので
右手でタレの部分を持ち、左手で手の部分を持ち
帯をギュッと締め直します。

タレが伸びてしまったら長さを調節して下さい。


では、いよいよ結び目を作ります。


まず、手を斜め下側に折り曲げます。

半分に折っている手の開いているほうが上側です。



大丈夫ですか?もう少しです!ついてきて下さい。





タレを手の上側から巻いて一度結びます。

タレが手の上に乗り×印になったら
タレを手に巻きつけるように上に出して結びます。


このときの締め具合があなたの帯結びになります。
ちょっとキツイくらいがいいと思います。





タレが上側に手が下側に斜め45度に伸びてますか。
タレと手が斜めに一直線になっていますか。


ではここで、斜め45度を垂直にします。

左手でタレを持ち、右手で手を持ったら
体のラインに合わせるように垂直にします。



タレを12時の方向に手を6時の方向に向けます。

この垂直にすることにより帯の結びがズレなくなります。
化繊の生地などは緩みやすいので結びは注意して下さい。




今度は手を上向きに折り返します。
向きは2時の方向です。




2時の方向に折り返した手にタレを巻きつけて結びます。




タレは10時の方向を向くように結びます。




結び目から出ているタレと手のバランスは
タレが1に対して手が2〜3くらいです。



これで一人で角帯が結べましたね!



では、最後に結び目を背中に移動します。




右手の親指を結び目の帯と着物の間に挟みます。
左手の親指を腰の位置の帯と着物の間に挟みます。

この状態から180度時計回りにまわします。

ポイントは回すときにお腹を引っ込めることです。

一気に180度が難しかったら90度ずつでも
45度ずつでも大丈夫です。




お腹を引っ込めながらまわします。




角帯の結び目が背中の中心にきたら
着物のシワを伸ばして完成です!

お疲れ様でした!


えーっと、文字だけの解説よりは分かりやすい
説明になったと思います。


撮影の反省点といたしましては
1.着物と角帯の色が濃くて見えにくい
2.デニムとタートルネックの上に
  着物を羽織ったら不恰好
3.着物ベルトが無くてピンクの腰紐

以後、気をつけます。。。

女性の着物が乱れない理由わけ

  • 2015.12.25 Friday
  • 17:32

男性の着物は座ったり立ち上がったり
名刺交換したりお酒を注ぎあったり
いろいろ動き回ると乱れやすいんです。

理由は簡単で男性の着付けは
腰の部分をベルトと帯で押さえてるだけ。
だからなんです。

上半身を何も留めてない状態なので
どうしても緩んできちゃうんです。


これに対して女性の着付けは
胸の下から脇の身八つ口を通って
背中のえもんぬきを通ってと
胸の回りをベルトが押さえます。




しかも、えもんぬき(衣紋抜き)が付いていると
背中側も固定されますから簡単には緩みません。

最終的には帯も胸の下に締めますからね。


成人式の羽織袴姿の新成人が
騒いで着物姿が乱れていても
そのくらいは若気の至りで
許してあげたいと思います。。。

長襦袢の着付けをします 画像解説つき

  • 2015.12.29 Tuesday
  • 15:46

今回はトルソーのマネキンに
長襦袢を着せていきます。


長襦袢の生地は小千谷産のブルーの麻襦袢
半衿はライトグリーンの絽(ろ)の半衿が
付いています。(汚れは気にしないで)

※麻も絽も夏の生地になるんですが
生地の詳しい説明は別で紹介します。





まずマネキンに長襦袢を着せます。

ちなみにマネキンは女性体型のため
胸がありますが男だと思って下さい。
オネエでもありません。オトコです。


着付けのときは姿勢を正して下さい。

長襦袢を着たら、まず背縫いの線を
背中の中心に合わせてください。

背中は姿見に映しても見えにくいので
指で触ると分かりやすいです。





背中の中心に合わせた状態で左右の衿先を持って
あなたの前方に衿先を持っていきます。

すると、背中全体に長襦袢の生地が張り付きます。

この状態で左右の衿先の位置を合わせます。
上の画像の半衿の先っちょの位置を合わせます。





で、左手で左の身頃を開いて(上の画像)
そのまま右の衿先を左の腰に向けて
あなたの体に巻きつける感じです。

衿元もピタッとするように気をつけて。




生地をたるませないで体にピッタリと
くっつけるように巻きます。

今あなたは左手で左の身頃を開いていて
右手で右の衿先を押さえている状態です。

ここから左の身頃を巻きつけていきます。
左の身頃を右手にかぶせながら徐々に
右手を抜いていきます。




左の生地で右の生地を押さえるんです。
押さえながら体に巻きつけていく感じです。

衿元もピタッとするように意識しましょう。




これで右の腰を押さえておけば片手が
フリーになりますよね。

ここで襦袢を留めるベルトの登場です。
紐を使う場合は紐を準備します。

今回はベルトを使っての説明です。




左の衿先を押さえながらベルトの口で
左の衿先を留めます。

ベルトの位置は腰骨の上です。




ベルトを引っ張りながら背中から左の腰に回します。




金具のフックとベルトのループがあるので




フックをループに引っ掛けます。




きちんとフックをかけます。




後ろは腰の位置にベルトが通っています。




衿元を正して完成です。




これが長襦袢の着付けの基本となります。

1回2回では覚えられませんので
何度も繰り返して体で覚えましょう。

着物は何度も着ることで着付けのコツが
わかりますし着崩れの直し方を覚えます。


慣れるとワイシャツを着るより簡単になります。

あなたも是非覚えて下さい。

 

着物の着付けをします 画像解説つき

  • 2015.12.29 Tuesday
  • 16:46

このページを読む前に
「長襦袢の着付けをします 画像解説つき」
を読むと流れがわかりやすいと思います。


では、今回もトルソーのマネキンに
着物を着せていきます。

長襦袢の着付けをしたので
その上に着物を着せます。


着物はグレー地の塩沢お召で細かい亀甲柄。
胴裏は無地のグレーで袷仕立てです。






まず着物を羽織ります。

背縫いのラインを背中の中心に合わせます。




背中のラインを合わせた状態で左右の衿を
前方に引っ張りながら画像中央の共衿の位置を
同じ高さに合わせます。




左身頃を左手で開いたら
右手で右の衿先を左の腰に持っていきます。

衿元がたるまないように体にピタッと
這わせて下さい。




右の衿先を




左の腰の奥にしまう感じです。

今しまった生地を左の身頃で押さえながら




左の衿先を右の腰に持っていきます。

衿元が緩まないように注意して下さい。




この状態では右の腰にある左の衿先をきちんと
押さえておけば着物がズレることはありません。




空いている手でベルトを用意して
ベルトのクリップで左の衿先を留めます。

ベルトの位置は腰骨の上です。

ベルトを背中から左の腰にまわして
正面でベルトのフックをループにかけます。




すると着物に画像のような縦ジワが
できてしまいました。

ベルトや角帯まわりはこのような
シワができやすいです。

シワができたときは体の中心から
左右の脇に生地を伸ばすようにして
シワを伸ばして下さい。




すると上の画像のようにシワが無くなります。




後ろ側も同じようにシワを伸ばします。




最後に衿元をチェックして完成です。

お疲れ様でした。。。

 

角帯の着付けをします 画像解説つき

  • 2015.12.29 Tuesday
  • 19:07

今回はトルソーのマネキンに
角帯を着せていきます。

以前、角帯の結び方の記事で濃い地の着物に
濃い地の角帯を締めたら分かりにくかったんで
今回は薄い地の着物に紺地の帯を巻きます。


呉服屋のブログにも成長の跡が伺えます。




このマネキンに角帯を締めます。

着物はプレタ(仕立て上がりの着物)で
麻と綿とポリエステルの混ざった素材です。

最初に言っておきますが・・・
モデルが細すぎて締めにくかったです。





こちらの角帯を使います。

正絹100%ですが柔らかすぎて
締めにくい帯です。。。

角帯を結ぶときは手(て 手先)とタレが出てきます。
手は巻き始めの部分、タレは結ぶ最後の部分です。




まずは手にするほうを半分に折ります。
長さは帯巾の3倍くらいです。





モデルに巻いていくので後ろからスタートします。
巻く位置はベルトの上、腰骨の上に巻きます。

手の部分を残して巻いていきます。




まず1周巻きました。
手の部分は帯の上側に出しておきます。




通常の帯の長さだと2周巻いてタレを作ります。
今回は3周巻きました。。。

ここで1度手の部分と残りの帯を持って
ギュッと締めます。




では、残りの帯でタレを作っていきます。




巻いて残った部分を内側に折り返します。




折り返した帯の先端を帯の間に入れていきます。




タレの長さは帯巾の2.5倍くらいです。
タレができたらもう一度手とタレを持って
ギュッと締めます。

あとはタレと手を結びます。




まず手を下に垂らします。




手の上にタレをのせて手を巻き込むように結びます。




タレが上に手が下にくるように結びます。
結んだときにタレと手が一直線になります。

上の画像の状態からタレと手を垂直にします。




タレを12時、手を6時に同時に向けます。
こうすると帯の結び目が緩みにくくなります。




もう一度、手とタレを結びます。
まず、手を2時の方向に折り返します。

半分に折っている手の開いているほうが
上を向くようにして下さい。




折り返した手の上からタレを巻きつけて結びます。




手とタレの形が崩れない程度にきつく結んで下さい。
結んだら形を整えて完成です。




と思って前を見たら巻いた帯がズレています。




巻いた帯が重なるように整えて完成です。




ということで、今回はマネキンに
角帯を巻いてみました。

あなたが一人で帯を締めるときと
見え方が違うので両方見ながら
帯結びの練習をしてみて下さい。

でわでわ。。。

 

袴はかまの着付けをします 画像解説つき

  • 2015.12.29 Tuesday
  • 19:31

今回はトルソーのマネキンに
袴を着せていきます。

袴はグリーン地に青海波(せいかいは)の
模様の紋(もん 地紋じもん)袴です。

仕立てはアンドン型です。

アンドン型とはスカート状の仕立てで
腰からスッポリ入る形になります。

アンドンに対して馬乗り型は簡単にいうと
叉が割れている左右の足が別々になります。




では、こちらのアンドン型の袴を穿かせます。




まず袴を広げて輪の中に入ります。




袴の前のほうから合わせていきます。
角帯を締めた状態で角帯の上が1センチ程度
見える位置に着けていきます。




左右の紐を背中にまわして角帯の上で交差させて
そのまま手前に持っていきます。

ここでは交差しているだけです。
結んではいけません。




背中で交差させた紐を手前に持ってきたら
右足の腿の内側あたりで再び交差させます。

このときあなたの右側からくる紐が
上側になるように交差させます。




交差させたら下側の紐を上側の紐の線に合わせて
折り返します。




わかりますかね。

下側の紐を交差したあとに折り返すんです。




そのまま左右の紐を背中に回して一度結んでから
蝶々結びにします。

呉服屋は結ぶ位置を角帯の下にします。

この結び目を角帯の上にする人もいます。
結び目をお尻の下にしている人もいます。

結ぶ位置は自由というか着付け方にもよる
んですが角帯より低い位置で結んだほうが
正面から脇を通る紐のバランスが良くて
カッコよく見えると思うので角帯より下で
結ぶようにしています。

最後に脇の画像を見せますね。


これで前側の着付けが終わりました。




続いて後ろ側の着付けをします。




腰の板と紐で留めてあるヘラがあります。




このヘラを着物と角帯の間に差し込みます。
最初に交差させた紐もまとめて差し込みます。




ヘラがすっぽり隠れるまで奥に押し込みます。




ヘラを奥まで押し込んだら腰板の底辺を
角帯の結び目の上に載せます。




角帯の上に腰板が載っている状態です。




この横からの画像はわかりにくいでしたね。。。




そしたら、腰板の脇から出ている紐を
左右からまわして前に持ってきます。




呉服屋がクロスさせて持っている紐は
腰板の紐です。

クロスさせる位置は体の中心です。




で、このクロスさせた紐と先に締めていた紐を
一番上に通っている紐で束ねます。




一番上を通っている紐を3本の紐の下から通して
上に引っ張り出します。




わかりましたか。

先に袴の前の部分を着付けました。
そのときに左右から前にきた紐が交差して
後ろで結んでいます。
なので、2本の紐が正面にあります。

次に袴の後ろの部分を着付けました。
左右から前にきた紐をクロスさせて
クロスさせた上側の紐で他の3本の
紐を束ねて3本の下側から通すんです。

3本の紐を束ねて通した状態が上の画像です。


で、上の画像で2本の紐が垂れ下がった状態にあります。

では、いま垂れ下がっている下側の紐を持って下さい。

袴の後ろの腰板から出ている紐で
正面でクロスさせたときに下側に
あった紐です。




紐を持ったら紐の先端を8センチくらい折り返します。

体格の大きい方はもう少し長めでもいいです。

同じ方向にどんどん折り返していって下さい。




折り返し続けると紐がクロスしている位置まできます。




潰れたロールケーキ状態になってますよね。




この潰れたロールケーキが一(いち)になります。

この一を先ほど束ねた部分に置いて
束ねた紐を上からかぶせます。




今度は束ねた紐と今作った一(いち)をまとめて
下から上へ、内側から外側へ巻いていきます。




紐を全部巻ききったら「一文字」の完成です。

紐が中途半端に残ったら内側の見えないところに
隠します。




巻いた完成形を横から見るとこんな感じです。




脇の紐がこのように行き交っています。




反対側も同じようになってます。







これで袴の一文字結びの着付けが完了です。

袴を一人で着けられる人は少ないので
あなたも是非一人袴を習得して下さい。

着物上級者になれます。。。