遊べる着物を作ってみた

  • 2016.01.11 Monday
  • 18:11

もっと気軽に着れる着物がほしいな。
って思ったんで作ってもらいました。

洋裁士さんと呉服屋の好みを入念に
打ち合わせして完成したのがこちら。





生地はチャコールグレー色なんですが
素材はいわゆる化繊の生地です。

ポリエステルとかそんな類の生地です。
なので伸縮性があります。





わざと太い糸でステッチ加工してもらって
デニムをイメージしながらデザインしました。





そでにも二重のステッチライン。
実際に縫っているステッチ部分と
飾りだけのステッチがあります。





肩のラインにもステッチ加工を施して
ステッチも濃い地の生地に目立つ黄色。





デニムのイメージだったんで角帯の
替わりにベルトを合わせています。

でかいバックルのベルトがカッコいいかな
って探しててオークリーのスカルベルトを
見つけてコーディネートしました。

しかもバックルホールがいっぱいあるんで
微調整ができるんです。

カッコよくないっすか!





バックスタイルはこんな感じです。

マネキンに着せたらベルトの位置が
ちと高めになってしまいました。





背中にもステッチラインを入れて
実際には生地を織り込んであります。





お尻のポケットがお気に入りです。
深めのポケットで長財布も楽々入るし。

帯をベルトにしているので足元はスニーカー。
秋冬ならブーツでもカッコいいと思います。

寒い時期のインナーはハイネックでOK。

着て出かけるとけっこう注目されます。

呉服屋のお気に入りの一枚でした。。。

 

カラー足袋のすすめ

  • 2016.01.12 Tuesday
  • 22:02


呉服屋はお召や紬を着たときに99%
カラー足袋を履きます。ほぼ必ずです。

そうです、白と黒以外の色です。


色の選び方は着物の色目に合わせます。

なぜなら着物からつながって見えるから
基本は着物の色の同色系の濃淡で合わせます。



白足袋を履くのは茶室に入るときだけです。

これはお茶席では必ず白足袋を履くこと。
って教えられたからです。
(流派によって違いがあるかもしれません)


結婚式に呼ばれたときもカラー足袋です。

ただし、この場合はなるべく薄い色の
カラー足袋を選びます。



なんで、カラー足袋を合わせるんだよ?
って思うかもしれませんね。

なぜかというと、、、スーツに白い靴下!
ってくらいカッコ悪いと思っているから。


なんだよ、洋服と和服じゃ違うじゃん。
って思うかもしれませんね。



えっと、これは呉服屋の考え方なんですけど

洋服のセンスのいい人は着物のセンスもいい。

んだと思っています。これ間違いないです。


柄の地味派手や色の好き嫌いとかありますけど
洋服がおしゃれな人は着物のトータルバランスが
とれているというか、やっぱり上手いんですよ。

足袋だったり半衿だったり小物ひとつとっても。


まぁ、呉服屋の好みもかなりウエートを
占めているんですが。。。






なので、オトコのお客様にはまず最初に
着物や全体の配色を考えて合いそうな色の
カラー足袋をおすすめしています。



で、たまーになんですが
白い足袋がいい!
ってお客様がいらっしゃいます。


そういうお客様には、足袋は白でいいですか?
って再度確認してから白足袋をお付けします。

なんだよ、、、結局、本人の好みかよ。。。
 

帯で作ってみた ローカットスニーカー

  • 2016.01.23 Saturday
  • 18:38

袋帯の生地でスニーカーを作ってみた。


せっかく高価な帯地から作るんだから
メイド・イン・ジャパンにこだわろう。



で、日本でスニーカーを製造している工場が
どこかにないかいろいろ探してみたが
なかなか見つけることができない。。。


ほとんどのスニーカーの製造が中国だった。


ただ単に呉服屋の探し方が悪いのかな。。。




で、広島で製造しているメーカーを発見。


それがスピングルカンパニーという会社で
スピングルムーブという名前のスニーカーを
広島から世に送り出しているのであった。


あれ、スピングルムーブって聞いたことある。


あ、この前知り合いが履いてたスニーカーだ。

あまり見かけないデザインだったので覚えてた。



早速、本社に電話をしてオリジナルの
スニーカーを作ってほしいと伝えたら
東京の担当者を紹介してくれた。


なぜなら広島まで遠いし。



で、東京で開催している新作発表会の会場で
この生地で試作品を作ってみて下さい。

とお願いして完成したスニーカーがこちら。






おー、なかなかカッコいいじゃん。

これは金地の生地で作ったローカットタイプ。


スニーカーの型もいっぱいあるんだけど
ソールのゴムの型や種類とか組み合わせを
あれこれ選んで作ってもらいました。






まさか、スニーカーになるとは思っていない
帯の生地なので左右の柄がバラバラなんです。


しかも、同じ柄を作ろうとすると生地に無駄が
生じてしまうので量産したらおそらく同じ柄の
スニーカーはできないと思われます。。。


ってことは、このデザインのスニーカーは
世界に一足しか無いってことになります。


左右の柄が違っていてしかも同じデザインを
作ることが難しい(たぶん無理)なスニーカー。



こういうデザインが受け入れられるのか?

柄はお任せになります。で販売していいものか?


うーん、どんなもんなんでしょう。。。





で、実際に作ってみて思ったんですが
帯地の光沢感は目を引く重厚さがあります。


デザインもおしゃれっちゃーおしゃれです。



問題は販売するにあたっての価格なんです。

帯の生地代が高いこと。
製造コストが高いこと。

もろもろ考慮してじゃあいくらで売るんだ?



チーン、一足5〜6万円!


高級ブランドのスニーカーと同等じゃん。。。



このメイド・イン・ジャパンの高級スニーカー


あなたは買ってくれますか?

 

麻の生地で夏用の作務衣を作ってみた

  • 2016.01.31 Sunday
  • 19:36

小千谷縮といえば麻で織られた夏用の生地が
有名です。ちと高級な浴衣って感じですよね。


で、普段作業しながらも着物感を出せないか?
と思ったんで小千谷縮で作務衣を作ってみました。


特に展示会なんかだと荷物を運んだりして
着物を着ていると作業がはかどらないんです。


かといってワイシャツにズボンじゃ
あんた誰?ってなっちゃうし。

やっぱ、お客さまに呉服屋っぽさを見せたいし。



既製品の作務衣もあるけどワンランク上の
作務衣を着ることで着物はなかなか着ない。

けど、簡単に着れる作務衣なら作ろうかな。
ってお客さまも結構いらっしゃいます。


呉服屋っぽく見せつつ兼作務衣のモデルみたいな。





作務衣なので上下に分かれています。

上着は腰の紐を2箇所結ぶだけなので
脱ぎ着がラクだし何より元々作業着なので
すごく軽快に動けます。





下もズボン式でトイレも普通です。笑

麻の生地は薄いので下着が透けないように
ズボンには裏地を付けています。





実際に着てみるとこんな感じ。

夏に着るので上着の下にはTシャツを
あわせることが多いです。





これを着て北海道から九州まで販売に
出かけてました。最近は出てません。汗


で、全国でお昼とかに外に食事に出かけると
道を歩いているだけでスゲー注目されるんです。

着物ほどじゃないけれど作務衣を着ていても
ジロジロと視線を感じるし時々見ず知らずの
おっちゃんとかに話しかけられます。笑


やっぱ、着物とか和風の衣装って
人を惹きつける魅力があります!
 

帯で作ってみた ハイカットスニーカーで出かけてきた

  • 2016.02.15 Monday
  • 11:11


久しぶりに帯地で作ったスニーカーを履いてみた。




以前サンプルで3足まとめて作ったんだけど
このシルバーのハイカットが気に入ったんで
たまーに出かけるときに履いている。


履き心地とか耐久性とか実用性があるのか
試しているんですが。。。





この銀の光沢感と斜めのラインがオシャレじゃん。

ファッションに関心のある人に会うと
「何、その靴?」
って速攻聞いてきます。


今回はまったく聞かれませんでした。。。

 

私だけのお雛さま ちょっと番外編です

  • 2016.03.03 Thursday
  • 16:19


たまーーーになんですが
着物の買取ってしてませんか?
って電話がきます。


以前だったら
やってませーん。
って別の店を紹介してました。


最近は着物をはじめもろもろの
買取も始めたんで対応しています。


が、正直なところ値段がつかないような
着物(または衣類)が多いんです。



で、タンスの中に眠っている袋帯で
こんなのが作れるので紹介します。






「私だけのお雛さま」

お手持ちの帯で作る雛人形です。
一本の帯から男雛と女雛を作ります。

お子さんやお孫さんの初節句のお祝いに
お母さん、お婆ちゃんの思い出の袋帯で
作ってみてはいかがですか。


袋帯は正絹の素材で厚くて硬く丈夫なため
仕上がりの美しさが素晴らしいんです。



人形に命を吹き込む頭師(かしらし)は
山科紫晃(やましなしこう)氏。

一体ずつ手作りの逸品です。


私だけのお雛さまはセット価格で
15万円(税別)からとなります。

製作期間が40日ほどかかります。